打楽器の多彩な魅力に迫るザ・フェニックスホールの『パーカッション・トゥデイ』。関連企画も充実して、＜vol.3＞は『鍵盤打楽器』の楽しさをお届け！

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打楽器の多彩な魅力に迫るザ・フェニックスホールの『パーカッション・トゥデイ』。関連企画も充実して、
＜vol.3＞は『鍵盤打楽器』の楽しさをお届け！

　ドイツを中心に活躍する打楽器奏者、中村功を迎え、彼と気鋭のパーカッショニストたちが、変幻自在なアンサンブルを繰り広げる『パーカッション・トゥデイ＜中村功と仲間たち＞』が、今年も大阪、ザ・フェニックスホールで開催される。
　2010年の＜vol.1＞以来、これまであまり体系的に語られる機会のなかった打楽器の魅力と可能性を、様々な角度から発信してきたシリーズだが、＜vol.3＞ toとと　　　　　とととなとなる今回のテーマは『鍵盤打楽器！』。マリンバやシロフォン、ヴィブラフォンといった誰もが子供の頃、一度は手に触れながら、つい素通りしてしまった（！）木琴、鉄琴を中心に南北アメリカやフランス、日本の作品をお届け。迫力と魅力たっぷりのプロの技を聴かせてくれる。
　中村功は1958年、大阪生まれ。現在、ドイツ国立カールスルーエ音楽大学教授を務め、“ヨーロッパで最も信頼と評価の高い打楽器奏者”として多くの現代作曲家たちの作品を初演しているが、その音楽の目覚めは意外にも、阿倍野区・王子神社の祭りばやしにあるという。現代音楽の精緻さと、祭ばやしの楽しさとが混在するパーカッションの世界。ところ狭しと並んだ打楽器から聴こえて来るその響きを、まるごと全身で受け止めたいコンサートだ（写真・左下は昨年公演より）。
　なお、今回は関連プロジェクトとして、コンサート前日の9月22日（土）14時から、『Cook the Music～南北アメリカの音を探る』と題した公開リハーサルを実施、本公演を前に音楽が作られてゆく様子を間近で見ることができる。また、コンサート当日の13時からは、小学生から大人までを対象としたワークショップ『ドン・ガシャ・チリーン』を開催。大太鼓やチャイムやドラ、コンガやボンゴなどの楽器に実際に触って音を出したりできるほか、“実践！サンバ体験”などの楽しい企画も用意されている。

チケット好評発売中！

〈Kansai Soloists & Ensembles 13〉
  パーカッション･トゥデイ〈中村功と仲間たちvol.3〉

●9月23日(日)16:00
あいおいニッセイ同和損保ザ･フェニックスホール
チケット発売中　Pコード　169-098
  指定席-4000円　

【出演】中村功と仲間たち
中村功
前川典子
畑中明香
出井紗希子
ニルス・タナート
チャン・ユーイン
小森邦彦

【プログラム】
中村功：ショーロ
ブルーノ・マントヴァーニ：
マリンバソロのための「わたし、あそび…」
田辺恒弥：
ソロマリンバと2人の打楽器奏者のための小協奏曲
ジョージ・ハミルトン・グリーン（ボブ・ベッカーほか編曲）：
ラグタイム
「ログ・キャビン・ブルース」
「ジョヴィアル・ジャスパー」
「フリヴォリティー」
「キープ・ムーヴィン」
アレハンドロ・ヴィニャオ：国境の研究　ほか

【問い合わせ】
あいおいニッセイ同和損保ザ･フェニックスホール
チケットセンター■06-6363-7999